十輪寺ブログ

初地蔵

毎月24日は、地蔵菩薩の縁日とされています。年の初めの1月24日は初地蔵と言われ、地蔵菩薩をお祀りする寺院では法要や行事が執り行われます。(十輪寺では24日が平日の場合、24日に近い日曜日に行います。)十輪寺の地元の地区(上ノ段地区)には、身の丈2mの石造りの地蔵尊が祀られており、上ノ段自治会の皆さんが日ごろお世話をされています。

初地蔵の日には、赤、青、黄色立てられ立てられ、また地蔵尊の前にはお供え物が並び、とてもにぎやかな様子になります。ことしも地蔵尊の前にてお経をお唱えさせていただき、地蔵菩薩の威光倍増、参詣者及び地区各家庭の無事繁栄をお祈りさせていただきました。

上ノ段の地蔵尊の後、三条縄手(さんじょうなわて)の地蔵尊にお参りいたしました。十輪寺から徒歩約10分の所にある地蔵尊です。こちらも川原町自治会のみなさんが日ごろお世話をされています。

大根と人参そしてブロッコリー?を束ねた精進供(しょじんぐ)が供えてありました。地蔵尊のお世話をされている方の畑でとれたものだそうです。とってもりっぱな精進供で、地蔵尊もお喜びになっておられることでしょう。

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