十輪寺ブログ

ちべん保育園の花まつり

ちべん保育園の子どもたちが十輪寺にきてくれました。きょうは、ちべん保育園の花まつりです。

花御堂のお釈迦さまに一人一人甘茶をかけ、お釈迦さまのお誕生をみんなでお祝いしました。

花まつりのお土産に、袋詰めのお菓子を渡しました。子どもたちはとっても喜んでくれました。

花まつりはお釈迦さまのお誕生をお祝いするお祭りですが、お釈迦さまのことを子どもたちにお話しするのは結構難しいものです。毎年、どのようにお話しようか悩んでいたところ、見つけたのが「おしゃかさま」という絵本です。とても大きな絵本で、絵本を開くと絵が飛び出してくる仕掛け絵本となっており、子どもたちが楽しめるように工夫がしてあります。今年もこの絵本を使って、子どもたちにお釈迦さまのお話をいたしました。

最初のページは、ルンビーニの花園での誕生の様子です。お釈迦さまに天の神々が甘露の雨を降らせています。

お釈迦さまが修行をしていると、邪魔をする悪魔たちやってきます。迫力のあるこのページは子どもたちに大人気!

悟りをお開きになられたお釈迦さまです。とってもおだやかなお顔をしておられます。
この絵本は、日本仏教保育協会が監修、鈴木出版社が販売をしています。少し値段が張りますが、とても価値のある絵本です。ただ、子ども用に作られた絵本でわかりやすい文書になっていますが、それでも子どもたちには分かりにくいところがあるような気がします。例えば、絵本に出てくる「さとり」という言葉は、3歳の子どもにはなかなか説明しにくいものです。そこで、「きれいな心、やさしい心」と置きかえてえ読むようにしてみました。絵本の通り読むよりも、年代にあわせて別の言葉で表現すると子どもたちに伝えやすい気がします。
仏教に関する絵本はなかなか見つけることができないのですが、このような絵本がたくさん出版されることを願っています。

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